『Not So Bad』の話① さいそくせんこうチケット【Advnt21】
それではメイキング記事執筆に最も時間がかかりそうな本『Not So Bad』の話に突入していきます。2020.12月に出した警警本です。
今回は①さいそくせんこうチケットについて。
イベント時のお品書き↓
前記事でも言及しましたが、新刊がイベントに間に合わなかったのと、時勢もあり次以降のイベント参加予定がなかったので、必然的に新刊は通販のみで頒布することになりました。
イベント当日に持っていけるもの…何か…何かないのか!?と検討した結果、さいそくせんこうチケットにしよう💡とよくわからん案が発生しました。
からの、チケットだけというのもちょっとな…と急遽用意したコピー本(前記事)も併せて持っていきました。
(余談:この時期、某青い総合芸術院スピンオフ舞台のチケット戦争が起きており、最速先行に次ぐ先行に次ぐ先行、落選に次ぐ落選に次ぐ落選…!のような状況でした。あの頃はたいへんだった。ここらへんのヤバ状況に対するジョークとしての「さいそくせんこうチケット」です。どういうことやねん。)
さいそくせんこうチケットとは、一般通販に先駆けた先行通販の権利チケットです。チケットに記載されているURL・キーワードを用いると購入画面に進める…という形にすべく、BOOTHのシークレット公開機能を利用しました。
普通にペーパーとかも考えていましたが、チケット印刷がしてみたい!という好奇心のため、チケットの形で印刷することに。
粘りましたが、厳しい! ペーパーの作業に移行します。なんかご用意できたら褒めてね… pic.twitter.com/UwHW6ZJMAM
— S. Karauch🤹♂️ (@egmfyw) 2020年11月17日
↑これは新刊を諦めてチケットを作り始めたFleet。
イラストはすでにできあがっていた新刊表紙の流用です。
さいそくせんこうチケットできたぞい pic.twitter.com/zXjrasHFCF
— S. Karauch🤹♂️ (@egmfyw) 2020年11月19日
デザインがほぼ確定し、コンビニプリンタで試し刷りをした図。
レトロっぽい雰囲気を意識してみました。
Photoshopで直線を引くとき、何らかのブラシを選択した上で直線ツールを使えばそのブラシのまま直線が引ける!という当たり前なことに気づいたのがこのときです。鉛筆っぽい風合いのブラシで直線を引きました。外枠はどうだったか忘れましたが、内側の仕切り線などは鉛筆風になっているはず。
注文先は印刷通販のプリンパさん。
以前ポストカードを作ったときに利用したことがあり、チケット印刷もやっているとのことでこちらにしました。紙の種類が豊富な印刷所さんです。
プリンパのテンプレートに載せた入稿データが以下。
チケットサイズだとこんなテンプレートになるんだ~~。って思った。こなみ。
用紙はハイマッキンレーポスト180kgで、つるっとしていて触り心地がよいです。
チケットなんて通販URLにアクセスするときとかしか使わないものでしょうが、ちゃんと入稿して刷ってもらったものなので、よかったらしおりとかにしてね(今更)。いやしおりにするにはデカいけども。そうだな…ほら…雑誌読むときのドッグイヤーがわりとかで……無理にとはいいません。
ちなみにチケット印刷についてはこれ以前から調べていたのですが、公演などで使う際は座席番号とか通し番号とかを印刷できるプランもありますのよ。リアル舞台創造科なら知っているであろう。
もぎる用のミシン目もつけられます。ミシン目つけて遊びたかったけど、予算の関係で諦めました。それはそう。
チケット完成形の写真をちゃんと撮るのを忘れていたので、写真なし!
さいそくせんこうのシークレット通販、意外とたくさんの方にアクセス&ご注文いただけてありがたかったです。新刊間に合わなくてメンタル終了になっておったためとても支えられました。この場を借りてお礼申し上げます。
おわり。
表紙の記録↓