『Mayakuro Workbook』の話【Advnt21】

出した本を振り返る記事です。2021年分個人誌ラスト。

おえかき練習本『Mayakuro Workbook』

https://moji-ura.tumblr.com/post/658297847237722112/mayakuro-workbook

moji-ura.tumblr.com

7月のイベントに『The Muses' Kisses』と一緒に何か持って行きたいなーと考えながらお絵かきをしていました。

夏です。劇場版が公開されて間もなく、鉄が激アツな時期でした。

そうだ、劇場版の内容を含むコピー本を出そう。日にちはないので薄いイラストコピー本かな。でも自分で刷って製本するのめんどうだな(今まで散々やっておいて?!)。じゃあ印刷所さんにコピー本っぽいものを刷ってもらおう! ということでこの本が誕生しました。

印刷所

コピー本っぽいプランを検索したところ、「折り綴じ本」なるカテゴリを見つけました。折って綴じた本。わかりやすい。
表紙と本文を同じ紙でつくり、まんなかで綴じて折る。一般的なコンビニコピー本と同じつくりですね。

折り綴じ本に類するプランを扱っている印刷所さんは多数ありますが、依頼したことのない会社さんにしてみたい気持ちがありました。納期や入稿方法などいくつか調べた結果、スズトウシャドウ印刷さんにお願いすることに。

suzunet.co.jp

珠洲・謄写堂さん。スズトウ・シャドウだと思いがち。同人作家あるある(たぶん)。略称がスズトウなのでますます勘違いしがち(?)。

石川県の印刷所さんですが、爆速で刷って秒で東京に届けてくれました。仕事が早い。

スズトウさんは各種メールの内容がめっちゃそっけなくて笑いました。注文メールには仕様詳細が記載されておらず、基本的に詳細のやり取り・確認はMYPAGEにログインして行う前提になっているみたいです。
この本は凝った仕様でもないので特に問題ありませんでしたが、ちょくちょく仕様を振り返ることの多い民としては、ページ数とか用紙とかの基本情報はメール内に書いておいてくださるとありがたいなぁ。

本の中身

さほどメモすることもないのでサラッと行きましょう。

らくがきオンリーブック! こんならくがきだけの激薄本出していいんだろうか? いいんです(血眼)。

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全編絵/漫画だけで印刷所に入稿して本を作ったのは初だったかもしれません。

データはPhotoshopで作りました。1ページ1ファイルで地道に作成していきます。
絵をiPadで描く→文字をPCで入れる、の流れです。Adobe CCではクラウドドキュメントが使えるので、iPadでおえかき→クラウドに保存→PCで文字入れ→保存→iPadで絵を直す……のサイクルが回しやすいです。iPad本体にファイルを保存しなくていいので楽。あどべに魂を売りがち。

えのかきかたほんまにわからんね。

確かクリスタは製本プレビューができるんですよね。漫画描きの方々の作業メイキング知りたいな。漫画描きの方の心に直接語りかけています。

用紙

用紙は美弾紙コスモス。

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美弾紙シリーズです!
人印刷用に設計され、契約した同人印刷所でしか使えない紙なのだそうです。一般には流通していない。おもろ! わーい(なんでも喜ぶ)。

注文前に美弾紙の色を見たくて情報を漁っていたらPICOさんの以下ツイートを見つけ、色味の参考にさせていただきました。ありがたい。

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次はもう少しまともなお絵ブックを出せるように精進したい!!!

しょうらいてきにえがうまくなるよていなのでみまもっててね。